女子力発電所(仮題)

ブログの中身も人生もぶれる日々

胆嚢(たんのう)にデカい双子石があった人の物語

皆さん、ソーシャルディスタンス(今年の流行語)取ってますか!

 

新型コロナウイルスの影響で、仕事もめっきりヒマになって、新年度最初の月というのに残業ほぼ無いという状況でした。そんな中、私の体では有ることが起きていました。心当りがある方は良く読んでおいた方がいいかもしれません。

 

まずはかなり昔…、健康診断で胆嚢にポリープがあると言われたんです。精密検査が必要ってことで、病院に行って検査を受けたところ返ってきた答がこれ。

胆嚢に石(結石)

その時の私は、あのおしっこするときに痛くなるアレか?と勘違いしてた(尿路結石)んですが、そうではなく、肝臓近くにある胆嚢という臓器(胆汁の一時バッファーみたいな便利機能)に石ができてたということでした。まあ、大きくならなければそのまま死ぬまで体の中で飼ってていいよ、とのことでした。

そして、5年くらい前、就業中に急に右脇腹が痛くなりました。痛みといってもチクチクする感じではなく、その周辺が強くジリジリ痛む「鈍痛」というやつで、冷や汗が止まらなくなりました。近所の医者に行き、多分胆嚢の石が悪さしてると診断されて点滴を打ってもらっている間に痛みが消えました。紹介状を貰って某市民病院へ翌日行き、検査したところ、石は2つに増えていて、大きさもそれぞれ直径1cm強あるとの事。ただ、連続して痛まなかったり、特別な症状が出なければそのままて良いと言われて不安を抱えましたね。油っぽいモノを食べると出るかもねみたいな説明もありました。

ちなみに2つの石にはカストルポルックスという名前をつけました。

某市民病院のあと、セカンドオピニオンということで、別の医院(実母と義母、両方とも胃ガンをやってて、その両方ともお世話になった消化器系に超強い医院)で見てもらいましたが、結果変わらずなので、しばらくそのままにしておきました。実際、出るときは突然でしたが、次の日まで引っ張ることはなく、何ヶ月かに一度出る感じになってました。

 

そんな、何度か痛みを我慢して、先日の事でした。

コロナウイルスで自粛ムード広がる中、私のヨメの知り合いがやってる居酒屋が弁当をやると言う事で、手助けだからということでヨメがカレー弁当を買ってきたんです。非常にコクがあってうまい。これって牛脂の旨味かな?!

そして、程なくして例の痛みが!しかし、今回はワケが違う。痛みが強いだけじゃなく、強い吐き気、次から次へと出る冷や汗、どんな体勢を取っても治まらない痛みという、過去に例を見ないものでした。痛みは翌朝まで続き、微妙な痛みを抱えながら出勤し、昼ご飯は控え目にして、何かあってはいけないと思いかかりつけ医に行き、紹介状を書いてもらいました(後々これが良かったかなと思った)。

その後、家で夕飯を食べるのですが、油少な目にも関わらず痛みが引くどころか強くなり、吐き気は無かったですが、冷や汗は出続け、ほぼ寝られない状態で、急遽仕事を休み、紹介状があったおかけでたらい回しにあいながらも、無事某総合病院にたどり着き、即日手術&入院と相なり、今こうして病院のベットでコレを書いているところです。

 

私は医師では無いので、あまり正確ではないのであくまで体験談としてお伝えしたいと思います。

この胆嚢の石、つまり胆石ですが、成長すると胆嚢に悪さをするので、私みたいに健康診断にて胆石有り、と診断されたらできる限り油っこい料理は避けましょう。石が有るから、だけではほとんどの医者は石を取らないと思います(今は薬で溶かすってのが有るので、小さければ違うかも)。

大きくなると、生活に支障が出るようになります。急な痛みが突然やってきます。いわゆる発作ですね。ただ、たまの痛み程度だとこれまた、生活改善だけ告げられて、放置の事が多いです。

 

そんなわけで、急性胆嚢炎を発症し、カストルポルックスの大きさを、執刀医に「これはなかなかの大きさだよ」と褒められた今日この頃でした。

(そのうちカストルポルックスの写真も載せようかと思いましたが、普通にグロなので止めときます)